現場のちいさな話 #1

テスト吹奏で、私が確かめていること

篠笛に装着された吹場鳴蔵 初音 フックタイプ(v59-h12)の製品写真

篠楽研の和田です。

吹場鳴蔵(ふけばなるぞー)が発送前に届くと、私(和田)が 1個ずつテスト吹奏します。

ただ吹いて「音が出るか」を見ているわけではありません。 奏者の立場として、意図する範囲で実用に耐えるかどうか を確かめています。

具体的には、こんなことを見ています。

1つの音をぽんと出すだけでなく、曲として吹いた時に練習レベルとして実用的か。 たとえば、息を継いだ後にも、すぐ次の音が出るか。

ある程度の時間、継続して吹けるか。 ここがやっかいで、たとえば内部の経路が細すぎると、息の水滴が中に溜まって、しばらく吹いていると音が出なくなることがあります。 これは1個だけ吹いても気づきません。 吹き続けることで初めて分かる。

1個出ても、複数同じように作れるか。 たまたまの1個ではなく、ロットとして安定しているかを確認します。

奏者として「これなら使える」と思えるかどうか。 そこが私のテスト吹奏の基準です。