Stories
篠楽研ブログ
吹場鳴蔵の開発、お囃子の現場、篠笛にまつわる二人の物語。
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現場のちいさな話 #5
「これで音が出て、曲の練習ができる」というお声
お客さんからいただくお問い合わせで、いちばん印象に残っているのは、こういうものです。 **「自分ではどうしても音が出せなかった。これで音が出て、曲の練習ができるようになった」**
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ふたりではじめた #6
3年が経ちました。当初の願いは叶っていますか
吹場鳴蔵(ふけばなるぞー)が完成してから、3年が経ちました。 当初の願いは、叶っています。
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設計の現場 #7
フィラメントが変わると、寸法も変わる
「カラーバリエーションを増やさないんですか?」と思うひともいるかもしれません。技術的にはフィラメントを変えれば色は変えられますが、硬さやしなり方、寸法の出方が微妙に変わるため、再調整が必要になる場合があります。
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現場のちいさな話 #4
囃子は笛だけではないので、やりたいのをやってね
「入門の方に、これだけは伝えたいことは?」と聞かれたら、私(和田)はこう答えます。 「囃子は笛だけではないので、やりたいのをやってね」
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設計の現場 #6
GitHubとFusion 360、私の相棒について
「これがないと作業が捗らない」道具を2つ挙げるとすれば、ひとつ目は **GitHub** です。 吹場鳴蔵(ふけばなるぞー)の開発では、大谷も和田も、気づいた課題をすべて Issue として投稿しています。進捗があればコメントを追記し、解決したら Issue を閉じる。このシンプルな流れで進めています。
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文化を残す #5
笛を吹くのも好きですが、作るのも好きなのです
なぜ20年以上もこの活動を続けてこられたのか、と問われると、答えは案外シンプルです。 笛を吹くのも好きですが、作るのも好きなのです。
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ふたりではじめた #5
なぜ大谷さんに頼んだのか
最初の試作を1時間で印刷してくれたあと、私たちはいっしょに「そもそも、なぜ篠笛は音が鳴るのか」を研究し始めました。 仕組みが分かれば、もっと改善できる。大谷さんは発音の原理を調べ、3D CAD を使って吹場鳴蔵(ふけばなるぞー)をかっこいい形状に設計してくれました。息のジェットの角度、出口の形、息が通る経路の...
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正直に話します #4
月300個? 一日10個はきついです
「将来、月 300個ペースにしたい」という話を、最近よく聞きます。 私(和田)の率直な感想は、こうです。
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ふたりの距離 #4
1000個達成のお祝いは、コンビニ縛りでした
吹場鳴蔵(ふけばなるぞー)の累計販売1,000個を達成したのは、2025年7月9日でした。その1ヶ月後、和田さんと家族ぐるみでお祝いをしました。 私たちのパーティーは、いつもこんな感じです。
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現場のちいさな話 #3
セブン店員さんとの、暗黙の了解
吹場鳴蔵(ふけばなるぞー)の発送は、私(和田)が地元のセブンイレブンに歩いて持っていきます。 このお店の店員さんとは、もう **暗黙の了解** ができています。
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設計の現場 #5
小学4年生の息子と、100種類のフックを試した話
吹場鳴蔵(ふけばなるぞー)のフックタイプは、子どもでも無理なく装着できることを大事にしました。 これを確かめるために、当時小学4年生だった息子に協力してもらいました。
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文化を残す #4
「この先100年の宝になります」と言われて
楽曲を復刻する作業の中で、私たちは3つのものを残しました。笛、運指譜、自主練習用の動画。 ある時、この準備物を見て、地元の方からこんな言葉をかけていただきました。
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ふたりではじめた #4
2023年のGW、竹と紙粘土の試作を持って
3年前のゴールデンウィークだったと思います。 私は、ちょっと 3D プリンタのことで相談したい、と言って大谷さん家にお邪魔しました。
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正直に話します #3
続けるモチベーション、2つあります
吹場鳴蔵(ふけばなるぞー)を続けるモチベーションは、大きく2つあります。 ひとつ目は、純粋に **「こういう形で篠笛がもっと多くの人に使われるようになればいいな」** という思いです。いろいろな地域で、人手不足や、文化継承の難しさが言われています。その中で、少しでも入門者を増やし、楽しみながら音が出せるように...
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ふたりの距離 #3
入門初日、和田さんお手製の笛をいただいた話
吹場鳴蔵(ふけばなるぞー)の話をする時、私はよく「和田さんのお手製の笛」のことを思い出します。 2022年、私が初めてお囃子会に参加した日のこと。和田さんから、お手製の笛を1本いただきました。
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設計の現場 #4
13.0mmから28.0mm、サイズの豊富さについて
吹場鳴蔵(ふけばなるぞー)を語るうえで、外せないのは **サイズの豊富さ** です。 販売実績で見ると、これまで篠笛は **13.0mm から 28.0mm まで** 売れています。0.5mm 刻みで対応しています。
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文化を残す #3
3年目の祭りで、本来の囃子の姿になった日
復刻作業を始めてから3年目の祭りで、ようやく地元の方々の生演奏で篠笛・太鼓・鉦が揃いました。 本来の囃子の姿。当たり前の姿、と言ったほうがいいかもしれません。
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ふたりではじめた #3
和田さんが教えてくれた、ストローを使う方法
音が出ずに苦労していた私に、和田さんがこう教えてくれました。 「ストローを使って、歌口に息が当たる位置を固定すると音が出やすいんですよ」
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現場のちいさな話 #2
仕切りケースは4個、その経緯
私(和田)の作業場には、現在4つの仕切りケースがあります。 中身は、こんな並びです。・初音 カチッと・初音 フック・豊穣 カチッと・豊穣 フック
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設計の現場 #3
固定のバランス、というもの
意外と思われるかもしれませんが、吹場鳴蔵(ふけばなるぞー)の設計で時間をかけた部分のひとつが、固定形状です。吹いている途中でアダプタがずれてしまうと音が出なくなる。かといって強力に固定しすぎると笛を傷つけてしまう。このバランスを取った設計の話。
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正直に話します #2
これは、確実に趣味です
吹場鳴蔵(ふけばなるぞー)は、趣味でしょうか、事業でしょうか。 正直にお答えします。**確実に、趣味です。**
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ふたりの距離 #2
和田さんを「これは凄い」と思う瞬間
和田さんを「これは凄い」と思う瞬間は、たくさんあります。 まず、音楽的な技術です。大きな音も小さな音も、息の揺れも震えも、全部うまく使いこなして音楽を表現しているところが、本当に凄い。私が篠笛を吹いても、せいぜい一つの音をぽーんと鳴らすのが精一杯です。和田さんが吹くと、笛がしゃべっているように聞こえます。
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文化を残す #2
失われた楽曲を取り戻す手順
「失われた楽曲を取り戻す」と聞くと、楽譜そのものが消えているような印象を持たれるかもしれません。でも実際は違いました。楽曲は、音源や動画として残っていたのです。ただ、それを演奏できる人がいなくなっていただけでした。 復刻の流れは、こんな感じでした。
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設計の現場 #2
装着した瞬間から音が出る、その設計の核
吹場鳴蔵(ふけばなるぞー)の設計でもっとも頭を使ったのは、**吹き出し口の形状** と **内部の息の通り道の形状** です。 ここが、音の大きさや鳴りやすさに直接影響します。
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ふたりではじめた #2
音も出せないのに楽譜を渡された日
お囃子会に初めて参加した日、私は篠笛を構えることもおぼつかなくて、ただ息を入れてもスーッと抜けるだけ。音が出ません。 それでもその日のうちに、楽譜を渡されました。
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現場のちいさな話 #1
テスト吹奏で、私が確かめていること
吹場鳴蔵(ふけばなるぞー)が発送前に届くと、私(和田)が 1個ずつテスト吹奏します。 ただ吹いて「音が出るか」を見ているわけではありません。奏者の立場として、**意図する範囲で実用に耐えるかどうか** を確かめています。
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正直に話します #1
私は曲が一つも吹けません
正直に言います。吹場鳴蔵(ふけばなるぞー)を作っている私(大谷)自身は、篠笛で曲が一つも吹けません。 なんとか音が出せるだけ。それが私の篠笛の腕です。
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ふたりの距離 #1
家は徒歩5分、地域の運動会も一緒です
吹場鳴蔵(ふけばなるぞー)を作っている私(大谷)と和田さんは、普段から本当によく会います。 同じ地域に住んでいて、同じお囃子会にも参加していて、家は徒歩5分くらい。
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文化を残す #1
コロナ期に、隣町のお囃子の篠笛奏者が高齢で途絶えました
私が篠笛の楽曲復刻に関わったのは、隣町のお囃子会でした。 コロナ期のことです。その町では、長く篠笛を吹いてきた方が高齢のため、楽曲の継承が途絶えてしまっていました。太鼓と摺鉦は残っている。けれど、笛だけが消えかけていました。
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設計の現場 #1
妥協しなかった3つのこと
吹場鳴蔵の設計でこれだけは妥協しなかった、3つのこと。初めての人でも音が出ること、固定のしやすさと安定性、作り続けやすさ。性格の違う3つだが、どれかが欠けても今の吹場鳴蔵にはなりません。
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ふたりではじめた #1
お囃子会で初めて出会った日
コロナ禍に引っ越してきた地域で、初めてお囃子会に参加した日。和田さんとの出会いと、音が出ないまま楽譜を渡された日のこと。