篠楽研の大谷です。
吹場鳴蔵(ふけばなるぞー)の設計で、これだけは妥協しなかった、ということを3つ挙げます。
ひとつ目: はじめて篠笛に触れる人でも、簡単に音を出せること。 ここはまったく妥協しませんでした。 吹くのが難しい人でも、装着した瞬間に音が出る。 その体験こそが、吹場鳴蔵のいちばん重要な価値です。
ふたつ目: 固定のしやすさと安定性。 特にフックタイプは、子どもでも無理なく装着できることを重視しました。 篠笛は調子や個体差で太さが違うため、サイズごとに O リングのかけ方を調整し、できるだけ同じゴムで幅広く対応できる設計にしています。
みっつ目: 作り続けやすさ。 これは外からは見えにくい話ですが、3D プリンタで安定して出力できる形状であること、検品の負担が大きくなりすぎないこと、を考えながら設計しています。 持続できなければ、必要な人に届きません。
3つとも、性格の違う「妥協しない」です。 でも、どれかが欠けても今の吹場鳴蔵にはなりません。