ふたりの距離 #2

和田さんを「これは凄い」と思う瞬間

屋外で構えた篠笛に装着された吹場鳴蔵フックタイプ、奥に祠が見える

篠楽研の大谷です。

和田さんを「これは凄い」と思う瞬間は、たくさんあります。

まず、音楽的な技術です。 大きな音も小さな音も、息の揺れも震えも、全部うまく使いこなして音楽を表現しているところが、本当に凄い。 私が篠笛を吹いても、せいぜい一つの音をぽーんと鳴らすのが精一杯です。 和田さんが吹くと、笛がしゃべっているように聞こえます。

でも、和田さんの凄さはそれだけではありません。 ひとつのお囃子会にとどまらず、隣の地域のお囃子会にも精力的に参加されていて、日本の地域文化を活性化させることに、とても貪欲に取り組まれているんです。

吹くだけでなく、地域に対しても貪欲。 これはなかなかいない人だと思っています。