篠楽研の大谷です。
吹場鳴蔵(ふけばなるぞー)を続けるモチベーションは、大きく2つあります。
ひとつ目は、純粋に 「こういう形で篠笛がもっと多くの人に使われるようになればいいな」 という思いです。 いろいろな地域で、人手不足や、文化継承の難しさが言われています。 その中で、少しでも入門者を増やし、楽しみながら音が出せるようになれば、それはとてもいいことだと思っています。 だから続けていきたい。
ふたつ目は、単純に 技術的に面白い ということです。 笛の仕組みについて、音程を決める構造はなんとなく分かるという人が一定数いると思います。 一方で、「笛はどうして音が出るのか」という発音の原理については、実はかなり微妙なもので、知らない人も多いんです。 これを設計の力で再現できるとき、技術者として純粋にわくわくします。
地域文化への貢献と、技術への純粋な興味。 この2つが、私の中ではちょうどよく釣り合っています。