設計の現場 #5

小学4年生の息子と、100種類のフックを試した話

付け心地を0から6の7段階で評価する基準表(0: ゆる過ぎ 〜 6: 顔が歪む)
実際に使っていた、付け心地の評価基準

篠楽研の大谷です。

吹場鳴蔵(ふけばなるぞー)のフックタイプは、子どもでも無理なく装着できることを大事にしました。

これを確かめるために、当時小学4年生だった息子に協力してもらいました。

100種類以上のパターンについて、付けやすさを一つひとつ細かく、何度も確認したんです。

「これは付けやすい?」「ここは引っかからない?」「外す時はどう?」 息子の手のサイズで、無理なく付けられるかを毎回チェックしました。

大人の手で「これくらい簡単」と思っても、子どもの手では難しい場合があります。 逆に、子どもが付けやすいなら、大人にとっても楽に決まっています。

地域のお囃子会には、いろんな年齢の方がいらっしゃいます。 小学生もいれば、ご年配の方もいる。 どの方にとっても扱いやすい固定方式にしたかった。

100 パターンの確認作業は、地味な仕事です。

実際の検証記録の一部。初音・豊穣それぞれの大人用・子ども用で、サイズごとに付け心地を記録している

でも、その地味な積み重ねがあって、今の吹場鳴蔵があります。